平群天神社・南総里見八犬伝巡り

1353年創祀、1808年に再建され、学問の神様菅原道真を祀った平群天神社。
隣には、安房国札三十四観音巡礼の第十四番に数えられる「神照寺」も建てられております。

南房総最古の寺院。
室町時代~桃山時代に建立され、国・県・市の文化財となっている建物も多数あります。
中でも、「波を彫らせたら天下一品」と言われた安房の名工「波の伊八」の彫刻は圧巻です。

犬掛の地に建つ妖犬八房と狸の像。
南総里見八犬伝の物語は、この母親を失った八房を狸が育てた話から展開されて行きます。


南総里見八犬伝の物語の中で重要な舞台となる富山(とみさん)山麓にあります。
物語の中に迷い込んだような幻想的な雰囲気の中に、「仁義礼智忠信孝悌」の八つの玉が籠穴にひっそりと佇んでいます。

JR岩井駅脇の公園内にあります。
南総里見八犬伝の中心的な存在である伏姫と八房。富山の籠穴の中で、このように寄り添って時を過ごしていたのでしょうか…。